三嶋暦を読むために



三嶋暦は太陰太陽暦でつくられた暦です。これを一般的に旧暦といいます。
現在、私たちが使っている暦は太陽暦で新暦とよばれています。
新暦と旧暦の違いは次のようになります。

1.旧暦は太陰太陽暦で月の満ち欠けが基になって作られていました。
2.月の新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月までが1ヶ月で29.5日です。
3.旧暦は30日の月(大の月)と29日の月(小の月)に配分されました。
4.旧暦の1年は353〜355日となります。
5.太陽暦の1年は365日のため旧暦は11日ぐらい早く1年が過ぎます。
6.旧暦は二十四節気で季節の早まりを修正していました。
7.旧暦は19年に7回の閏月を加え太陽暦との差を調節していました。
8.閏月の加わった年は1年が13ヶ月になり日数で383〜385日になります。

天保15年の三嶋暦はかな文字で書かれた古い文書ですので解読するのはなかなか容易なことではないかも知れませんが、訳文を参考にして読んでみてください。
三嶋暦を読むためにはあらかじめ次のようなことを知っておくと理解しやすいです。

1.太陰太陽暦(たいんたいようれき)とは?
2.干支(えと)とは?
3.十二直(じゅうにちょく)とは?
4.納音(なっちん)とは?
5.雑節(ざっせつ)とは?

このホームページには三嶋暦を読むために必要な事柄をまとめてあります。
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